Frida et moi
An exhibition-workshop on Frida Kahlo
19 October 2013 – 17 March 2014
at 11h00 (8h00)
Galerie des enfants – Centre Pompidou, Paris
フリーダ・カーロ
メキシコを代表する画家で、その彼女が歩んだ人生の道はいつも影が落ちていて、道々に咲く南米の鮮やか過ぎる花々は、クロマが強すぎるのか毒々しさで溢れている。
幼少時代の病気や、学生時代の交通事故などからつきまとう死の匂いで溢れた彼女のキャンバスは、強烈な表現力が示されていた。
僕は彼女という芸術家を知ったとき、「僕はもう絵なんか描いていたらダメだな。。」と思った。
そんな事を感じたのは彼女が初めてだった。
そんな彼女をテーマにした子供向けの遊べる展示がポンピドゥーセンターであるので、娘のそらと行ってみた。
入院中のフリーダが、ベットの天井に鏡を設置して自画像を描いたのと同じセットがあった。
座面がゆがんだ椅子に座ると、腰骨がフリーダのように曲がってしまう。。。
フリーダが、ちょうど僕と同じ歳に描いた「父の肖像」に書かれているメッセージがいいので書いておきます。
”私は父ギリェルモ・カーロを描くものなり。
父はハンガリー・ドイツ系の出にして、芸術家であり、職業写真家である。
こころひろく、知的で、そのひととなり貴く、勇敢にして、60年の長きにわたっててんかんに悩めるも、休みなく働き、ヒットラーにはむかった。
敬愛する娘フリーダ・カーロ”