サンタから大きなピアノをいただいた娘さん。ピアノに添えられていたサンタからの手紙には、「もう、そらちゃんは大きくなりました。これが私からの最後のプレゼントです」と書かれていたが、意味が判らなかったみたい。
もう二度とサンタが来てくれないことをゆっくり理解した彼女は、ゆっくりと号泣して、トイレに長い間こもってサンタへの返事を書いてきた。
この内容は、今日一日練習をしたピアノ曲の話と、この8年間の感謝の気持ちと、お別れをなるべく明るい気持ちで受け止めたいという表現で満載でした。
目の前で朗読されて、目頭が熱くなった。
そらの小学校3年生のクラスでは、もうほとんどの子供がサンタの存在を否定していて、「サンタなんていないんだよー」とからかわれて、大泣きして家に帰ってきたこともあった。
神の存在を否定された厳粛なカトリック教徒のように。
Atheist. とは、「もう神なんていないんだよー」という無神論者の意味ですが、最近のワードとしては、Agnostic、不可知論者「神はいるかもしれないし、その存在は判らない」という立場の人が増えているそうです。
それは、社会で多様性を持つために、相手の宗教観をも否定しかねない、Atheistというワードよりはソフトに自分の立ち位置を表現できます。
でも、もしかしたら、この混沌としてしまった世の中で、神というワードではないけれど、何か宇宙的なスケールで寄り添えるものがあった方が、心が温かく希望を抱くことができるかもしれない。
そういうAgnosticな人々が増えているのではないかな?
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