1969年、アメリカのアポロ計画 – 有人月面飛行が成功し、第一歩のランディングが成功した記念すべき年。
それからの半世紀を記念して、パリのGrand Palaisで、「月 – La Lune」と題した展覧会が開催されています。
https://www.grandpalais.fr/en/node/50816
朝から暇にして、TiKTokばかりやっている娘を誘って、二人で見学してきました。
最初は、アポロ計画の記録写真やビデオのアーカイブ。
そこから、月旅行を描いた文学的作品、例えば、フランスの冒険小説化 ジュール・ヴェルヌや、TIN TINの月旅行のバンドデシネ(漫画)まで、幅広く月旅行の壮大なストーリーを紹介していました。
月が描かれた絵画作品は、当たり前ですが、それらは月の光の下で描かれたもの。
その光は、地面に影がくっきり落ちる強く鋭角なものから、地上の物体のシルエットを淡く映し出す優しい灯りまでさまざまです。
多くの人は眠りについていますが、そこに描かれている人だけが、その時間を生きている、ある種の秘密や神秘性がそこにはあり、それゆえの美しさあります。
地球には、太陽の時間と月の時間の2つが存在し、ほとんどの月の時間を知らずに生きているんだと思える展示でした。
冷房が効きすぎているGrand Palaisで月の光が冷たい無重力を感じてください。
尚、スポンサーは、NASA アポロ計画を成功させた立役者と言われる IBM。
そんなアポロ計画の裏側を描いた映画 “Hidden Figures”も面白いです!