その昔、北ヨーロッパには、デモパーティーというムーブメントがありました。(と、ここまで書いて調べてみたら、まだありました。Alternative Party、Assembly、Breakpoint 、The party etc.)
デモというのは、コンピュータサブカルチャーの一つで、コンピュータグラフィクスと音楽を、ビデオなどではなく、プログラムコードのみで作り上げた作品のことです。特にメガデモというのは、1MB（880KB) の、Amigaの標準フロッピーディスクに全てを納めた作品たちです。1970年の当時は、テレビゲームの2Dグラフィックスのタイトルをクラッキングする遊びの一つでしたが、現在では、3Dグラフィックスを駆使したものが主流なようですが、もちろん僕は、当時の8bit的なものに惹かれます。いわゆるメガデモ的な作品を一つ紹介 Redsector Megademo
現在、僕のやっている仕事は、このメガデモの10分の1のファイルサイズのモーショングラフィックス。しかも、フル3D(一部2D)です。いかにダイエットをするのかが最大のポイント。この制限の大きい状況というは、僕のやる気を最大限に引き出します(笑) このダイエットをネガティブに捉えるのではなく、毎回のシェイプアップの度に、デザインをスタイリッシュに、アニメーションを効率よくまとめあげて、ライト級のスリムなボクサーみたくしてゆくのです。現在、95KBまでダイエット完了。
