息子が将来、美術やデザインやよく判らんものに進みたいのだけれど、、、一緒に話を聞いてもらえませんかね〜？ というご両親からよく相談を受けることがあります。今日も一組、大学進学をひかえたご子息とお母さんがアトリエに来られた。
でも、何で僕なんだろう？第一、僕は大学には行っていないし、ご両親が安心するような大企業で働いている訳ではない。どちらかというとアンチ体制なので、そんなアホなことして時間潰すよりは、早く腕に技能付けた方がいいよとか言いたい。もちろん、言わないけど。持ってこられたパンフレット見ては、へーいいですねー、とか言う。でも、お茶を濁すつもりは毛頭ないので、息子さんの心に入るように、どんな仕事があって、どんな考え方で絵を描けばいいのかなどについて話してみる。最後は目がキラっとしたので、何か得るものもあったんだと思いたい。描き方というよりは、考え方を学べるところへ行ったほうがいい。
