Permaculture
この寒い週末に、初めてエコール・デュ・ブルイユ École du Breuil の授業を受けてきました。
ここが、今年の僕の学び舎となるところです。
学校は、パリの東にある森、ヴァンセーヌの森の中にあり、自転車で、森の南側を30分走ると、そこにあります。
-3℃ですが、うっすらと霧のある森や池の風景は格別です。
が、朝9時半の始業ぎりぎりだったので、自転車で加速加速。。。寒い寒い。
今日のテーマは、「パーマカルチャー」
この理論は、1970年、オーストラリアの生物地理学者の教授 ビル・モリソン、デビット・ホルムゲン の2人が提唱したものです。
農業の近代化に対抗して、持続的な農業を中心に、農地、住居、生活様式、文化、社会構造などをデザインする方法論です。
パーマネント・アグリカルチャーや、パーマネント・カルチャーの意味があります。
この学校では、もちろん、「農業方法」を中心に学びますが、「パーマカルチャー・ヒューマン」の側面、人間社会のあり方も重要視しています。
なので、6時間の講義の中で、たくさんのグループセッションがあり、かなり疲れました。
お昼の1時間の休憩時間も、弁当を食べながら、自分達の経験を交換している感じ。
参加者は、もうすでに農業などの経験者で、それぞれの立場でのパーマカルチャーの実践者でした。
20代が2人、30代が1人、50代が4人、60代が1人という構成。
今日は、講義でメモしたパーマカルチャーの3つの柱をここにログしておきます。
農業以外にも役立ちそうな 現代的な課題に対応できるコンセプトです。
Permaculture – 3 piliers principaux (3つの柱)
1 Prendre soin de la terre (地球を大切にする)
- Mode de vie respectueux de l’environnement (環境に優しいライフスタイル)
- Écosystèmes Vivants (生きた生態系)
- Équlibrés (バランス)
- Productifs (生産性)
- Durables (持続可能性)
- Autonomes (自立性)
- Résilients (回復力)
2 Prendre soin des gens (人への思いやり)
- Auto-Empathie avec soi-même (自己共感)
- Interdépendance (相互依存)
- Liberté & Responsabilité (自由と責任)
- Pespect de la Diversité (多様性の尊重)
3 Partager équtablement (平等に分かち合う)
- Un peu pour tous pour toujour (少しのものを全ての人に、いつも)
- Autorégulation, Frugalité, Partage (自主規制、倹約、分かち合い)
- Justice vers Autre êtres vivants et des génération à venir (他の生物と将来の世代への正義)
#ethique #permaculture #design #agriculture