今週から制作中のキャラクターに骨格や動きの仕掛けを組み込むセットアップという仕事にシフトしました。 多くのアニメーションアーティストが大学などの機関を卒業してから現場で働いているのですが、現在セットアップを担当しているCさんは、独学でCGのアニメーションを勉強してきたので、仕事の仕方がスタンダードではなくて面白いです。
キャラクターのデザインの工程というのは、紙上でいろいろ描くときは、笑ったり怒ったりと、面白可笑しく描けて楽しいのですが、いざ、3D上でキャラクターを作り上げるときは、まず、ニュートラルでつまらない”真顔”を作り上げます。 そうしないと、いろいろな表情を作るのに支障がでるのです。 なので、結構つまらない。 笑った時の表情を想像しながらデザインしなくてはなりません。
笑うこと、怒ること、喋ることの機能を付け加えていく今の工程は複雑ですが、キャラクターが初めて動き出す瞬間なのです。 面白い表情がたくさん見れるのです!