とあるバンドのID(ロゴなどのアイデンティティー)やプロモーションサイトを作っています。 手がかりは、、、光、なんちって。
つくづく音楽というのは具体性のないもので、漠然としている割には、心の状況が瞬時に動かされる、面白いものだと思う。
それを、具体的な、ロゴの形状や、写真の色彩に置き換える第一段階として、言葉(仏語)に置き換えたりするのですが、、、言葉にすればするほど、つまらなくなってします。第一の原因は僕の仏語のボキャブラリーの少なさや言い回しの下手さ。
第二の原因は、音楽の時間軸、特に音楽シーンやマーケットに関して、全く共通認識が持てないことが挙げられます。東京にいた頃は、何となく皆が同じ時間軸で生きてきたように感じるし、同じような音楽に囲まれてきたように思います。(80年代に流行ったのコレだよね〜、くらいのことですが)
僕の頭の中では、この音楽は古くて、これの方が新しくてこの辺にあって、これとこれがこう繋がっていて、、、みたいな地図か時間軸があるんですが、フランスの人たちとは分かち合えないみたい。なもんで、ビジュアルを作る時は、この人たちには、こんな音楽やって欲しい!という、勝手なベクトルを押し付けるような仕事の仕方になっています。