Le Pont は「橋」の意味。A女史が2000年に日本とフランスの文化交流を目的に設立したAssocoation ARCKの協会誌として発刊されていました。 縁あって、3号目から、誌面のデザインをさせていただいておりました。 デザインだけではなく、イラストも描きましたし、コピーも書いた。対談の企画などもさせていただいた。毎回の取材も、カメラをかついでパリを西へ東へA女史の後ろをついて回りました。
お会いした頃から、「10年好きな事をしたら日本に帰りますから」とおっしゃっていて、やっぱりというか、あっさり帰国が決定しました。
僕としては、多くの思い出のあるLe Pontを継続していただきたいと思い、感謝の気持ちを込めて、ブログ機能を利用したオンライン誌面を作らせていただきました。これで、ご自身で記事を書いたり、作品を紹介したりできますね。
で、今日は、更新方法などをお教えする為、一日なんちゃってインストラクターです。
コマーシャルな仕事にどっぷり漬かっていた自分の頭をゆっくりと揉み解すような体験の数々を今でも想い出します。さあ、仕事を続けて行きましょう!
追伸: その昔、「橋」の耐震技術として、支承と呼ばれる機能を支柱と橋梁の接点に施す技術が開発されました。その技術者がA女史の父君であり、女史は通訳として、父君を支えたという事を伺いました。受け継がれる仕事というのはスバラシイ!とジーンときたのを憶えています。