13th Dec 1999, next ten years 次の十年へ - Takeopiv

13th Dec 1999, next ten years 次の十年へ

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ちょうど10年前の1999年12月13日、奥さんと2人で、フランスに移住するため、大きな荷物を抱えてパリに到着した、その夜は雪。 訳あって、事前に契約したはずだった賃貸アパートは解約され(笑)、雪なのに住むところが無かった。 東京の住まいにあった所持品は、すべて処分し、残りの荷物(それでも60箱はあった)は船に積んでもらった。 それでも最後にトランクに詰め込んだサバイバル生活に必要な物品は7キロオーバーで空港では7万円追徴金の刑に処され、親兄弟の見守る目の前で、係員に万札たたきつけたのを覚えている(自爆)。 仮住まいの8階屋根裏部屋(もちろんエレベーターなし)にトランクを担ぎ上げて、屋根裏部屋の天窓を上へ持ち上げて、覗いたパリの街は息のつまりそうなブルーで粉雪が舞っている。。。 というのが、事の始まりなんだけれど、実際、東京での実に厄介な(フランス大使館を落とし込む)実務と(部屋の物欲の塊を処分する)肉体的作業の間、自分がどんな気持ちであったか、あまり記憶にない。ただ、振り返ると止まってしまいそうなので、考えないようにしていたのだけは覚えている。 この10年を改めて振り返ると、とても多くの人生の選択肢があって、どれがベストだったかは判らないが、今の時点では後悔はしていないと言い切りたい。 東京で10年仕事をして、パリでも10年経った。 さて、次の10年はどうなるのでしょうか。 悔いだけは残さず、自分に正直に、真っ直ぐに生きたいです。

7 Comments

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私も今年10月にパリ10周年を迎えたので何となく気持ちを重ねてしまいます。とにかく何も考えず突っ走っていたあの頃。この10年色々な事があったけれど、毎日自分を見失わないように必死に生きていた、と言うのが本音かなぁ。あっと言う間だけど1つ1つの出来事が濃かった。Takeoさんは出発時からハプニング続出だったんですね~(笑)私もそうでしたよ。契約したアパートにまだ住んでいないのに空き巣が入ったり…。波風荒いフランス生活ですが10年も経つと慣れますか…?私は今でもしょっちゅうアワワ…となってます

いつも、幸せそうだけど、いろいろあったんだね。
でも、まあ、東京もいろいろあるよ〜。

すさまじき経験を乗り越えてきたんですね。でも、それに屈しなかったからこそ、今の畠井君があるんですね。そう思うと、ありえないような壁も、その先の光景のまばゆさを想像させるきっかけでもあるのですね。大悪は大善の兆しなんですね

みなさんコメントありがとうございます~!
これからも元気に楽しくやって参ります、そして、ブログにも書いていけるような面白い生活を送っていきますね。

たけおさん、
私もちょうど来月で10年目です...
そして私もパリに降り立った初日、予約したはずのホテルが1週間取れていなくて、
6階エレなしのユースに ひとりで重ーいトランクを運んだのを覚えています。
若かったから怖いものなしだったってのもあるけど。
でも、なんとか 10年。落ち着いてきました。
ヨチヨチ歩いてた私も。

今度10周年お祝いしたいですね。トニーもそろそろ10年です。

*takeoさん、お久しぶりです~。忘れられてるかもしれませんが…。(あんた誰?って?!)
takeoさんのブログをお気に入りに入れてたのですが、いつの間にか消えていました。そして今日、ふと思い出し、le pivotで探し当てました。
10年経つのですね。

私は2000年の8月末に愛猫も一緒に渡仏しました。来年で10年です。
なんか内容が私とよく似てるので自分の渡仏時の事を思い出しました。
大阪の住まいの所持品は全部処分、残りは船で…。
沢山の人生の選択肢が私もありましたが、選んだ道は正しかったのか?後悔も沢山あります。でも、それは過去だからいいのです。また先に進めば。
ある友人がこういう詩を送ってくれました。
-Cueillez des aujoued’hui les roses de la vie
Et rose,elle ne v é cut que ce que vivent les roses, l’espace d’un matin-
今日は今日しかないので大切に過ごしましょう。

Yuiさん mimiさん
10年組ですね。 僕はあっという間でした。 また10年楽しく行きましょう!

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