Cubisme ピカソ病 - Takeopiv

Cubisme ピカソ病


ストーリーボードを描くのに時間を費やした一週間。 同時並行してAさんがキャラクターデザインを手伝ってくれている。 1日目は、きちんとした未来的プロダクトデザインのようなキャラ。 2日目は、少しデフォルメして、コルビジェ氏のモジュラーを参考に手描きっぽいデザインを。 3日目は、アフリカの木彫りの写真をもとに、崩れた形にしてください。 と僕から毎日違う方向性を示される彼女には、大変に申し訳にくく、言いづらいのですが、 ピカソのキュビスム(フランス語的に発音)はやっぱりいいね。 キュビスム的に見えればよいので、シルエットを参考にしてください。。。(業務連絡、月曜日からよろしくね)
美術史というのを学校で習ったことがないのですが、キュビスムを描く前に、ピカソはアフリカに行っているんですね。 全く知りませんでした。 キュビスムはアフリカン・アートの影響を受けているんです! ということは、この3~4日間の旅も悪くなかったよね。
La Joie de Vivre (生きる喜び) というのは、南仏で描き上げた大きな一枚。 太陽が輝き、2匹のケンタウロ(上半身が人間で、下半身が馬)が音楽を奏で、真ん中には当時の恋人フランソワーズ・ジロが裸で踊っている幸せな一枚。 今回の作品もこのような喜びの感じとれるものにしていきたいです。 さあ、月曜日からプロダクションのスタートです。 今回は、このキュビスム・キャラのアニメーションセットアップを全て自分でやってみよう(できたら、アニメもやってみよう) と燃えています。

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