浦沢直樹展を見に行く
漫画家の浦沢直樹さんの展示がパリで開催中!しかも無料!!!
この展示は、フランスの南西の町、アングレム(Angouleme)で開催された、コミックの見本市 Angoulême International Comics Festival(http://www.bdangouleme.com/)で特別展示されたものです。
フランス語でコミックは “B.D.(Bande Dessinée)” ベーデーと発音する。ハードカバーの大きなサイズで、ほぼすべてがカラーページ。
展示された過去の作品
- Pineapple Army (1986–1988)
- YAWARA!(1987–1993)
- MASTERキートン((Master Keaton)1988–1994)
- Happy!(1994–1999)
- MONSTER(1994–2001)
- 20世紀少年・21世紀少年((20th Century Boys)2000–2006)
- PLUTO(2003–2009)
- Billy Bat(2008–2016)
これらは全てフランス語版で出版されており、とても人気があるようです。
社会性のあるテーマを掘り下げている作品づくりが、フランスの辛口評論家たちの触手を刺激するのだろうか?!
原画を漫画のように左右にレイアウトした形式で展示された意図は、「漫画本のサイズにダウンサイズされ、印刷されたものに抜け落ちた、作家の魂を感じて欲しいから」という浦沢氏の意図だそうです。
今週は、フランスの冬休みで、子供さんもちらほら、若い男女から、年配の女性まで、みなさん、原画に顔を寄せて食い入るように熱心に見ていました。
ある少年は、まるで魂を浦沢氏に吸い採られたように、ポーっとしていました!
僕はちょうど、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」の中に描かれる「地上最大のロボット」を原作に描かれている、「PLUTO」を貸してもらって読んでいる最中だったので、作品のエスキースや原画を拝見できて感動しました。
最後の「太古の山脈」は学生時代にノートにびっしり描かれていた作品。
どう見ても、巨人の星の星飛雄馬ですよねw
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